今回当院で初めての試みとして、特定行為研修を受けた看護師2名で研修「フィジカルアセスメント 呼吸編」を行いました
フィジカルアセスメント(physical assessment)とは
患者さんの健康上の問題を明らかにするために、全身の状態を系統的に査定する
ことを言います
フィジカルアセスメントは、必要な看護ケアを明確にし、根拠に基づく
看護ケアをおこなったり、実践したケアを評価したりするためにとても大切な
スキルです
研修は講義と演習形式で行いました
講義ではフィジカルアセスメントの概論と呼吸器系のフィジカルアセスメントの方法について学び、演習では異常な呼吸音を聴き分ける練習や聴診器を使った基本的な聴診の練習を行いました
今回の研修は経験年数に関わらず希望するスタッフを対象としましたが、参加者は1年目〜20年目まで、年齢も経験も様々なスタッフが参加してくれました。
皆さん目がキラキラ
とても真剣に聴いて下さいました
研修後の感想の一部を紹介します
「正しい呼吸音の記録方法が知れて良かった」
「副雑音の違いや正常、異常の見分けがわかった」
「基本的なことであるフィジカルアセスメントを再度学習することができてよかった」
「毎日呼吸音を聴取していますが難しい分野で苦手でした。でも正しくアセスメントできるようになります」
実際に見えない臓器って正しく評価するのは難しいですよね。でも体はちゃんと教えてくれるんです
目指せ!フィジカルアセスメントの達人ナース